始まりの鐘 雨降り早朝に 響いた音
気温16度キープ それ以上でもそれ以下でもない
季節の変わり目は特に弱い
揃って体調崩すなんてもろい
1つ1つまた 空席が増えてく
遠いところから 消えていって
1つ1つまた 見慣れた顔が減る
順を得ながら 消えていくのか
サヨナラの握手 分かり易い何か
そんなもんなかった それ以外もそれもない
冬の雨は冷たく肌を打って凍死しそうと
呟いたそんななんでもないライフ
1つ2つ失せ 消えた事に気づいた
遅すぎたのは 罪か罰なのか
1つ2つ失い 手元に残った極寒の地を
彷徨いながら 罪を滅ぼすのか
右を見て イナイ
左見て イナイ
前を見ても、後ろ見たって、上も下も何も誰もいない
―それは消滅の日―
逢えない 2度と でも逢いたい
あんなに 嫌いと言ってたって
本心言えばきっと寂しいんだ
空いた穴にもう一度埋まってはくれないか
1日2日と時が経ち 徐々に気力は失って
今ここにいるのが独りぼっち
寂しいよ 悲しいよ
願い叶うならここに戻ればいいのに
丸一ヶ月過ぎて季節は春
桃の花が空から降って
懐かしいよ 暖かいよ
消えないでもう二度と消えないでよ
1つ2つ埋まってく 空席はじょじょに減っていき
呼吸するのもダメになるくらい きっと心は弾んでいるのだろう
1人2人戻ってく 空席はどんどん減っていき
最終的にもう誰もいない なんてことはない 全てが揃ってもう寂しいなんて言わせないよ
―逢いたい、逢えない、なんてことはない
消滅しないよもう二度と
それだけは誓って言えるでしょう
この世の全てにそんなことを言ってみるのか―
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